デジタル大辞泉
「ブロックバスター」の意味・読み・例文・類語
ブロックバスター(blockbuster)
1 新聞・雑誌・放送などのマスメディアを動員し、集中的に展開する大がかりな広告戦略。
2 巨額の宣伝費を投入して、意図的に超ベストセラーをつくり出すやり方のこと。
3 巨額な製作費・宣伝費を投入した野心的な超大作映画。
4 画期的な薬効があり、その対応疾患領域において他の製品を圧倒する売上をもたらす新薬。売上高について、明確な定義はないが、年間10億ドルを超える医薬品をさすことが多い。
[補説]原義は、1個で1街区全体を破壊するような大型爆弾のことで、転じて、圧倒的な印象や影響力を与えるものをさす。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内のブロックバスターの言及
【出版】より
… 1990年代を迎えた日本の出版産業は,年間売上高2兆6000億円(1995)という世界有数の規模をもつまでに発展した。そこでは一方でマスプロ・マスセール型出版が極度に進行し,数百万部を売るブロックバスターと呼ばれるベストセラーが次々と生み出されると同時に,他方では情報化時代を反映して,ますます多様な出版物が少量ずつ出版されるという,二極分化が進行している。少品種極大量と極多品種少量の併存時代といえよう。…
※「ブロックバスター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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