最新 地学事典 「ブロック剪断試験」の解説
ブロックせんだんしけん
ブロック剪断試験
block shear test
コンクリートと岩盤との付着の強さを測定するために考案された現位置試験法。結果的に,岩盤内に剪断破壊面を生ずる例が多いことから,岩盤表層部の剪断強さを測定する方法としても適用。岩盤に面積0.4~1.5m2のコンクリートブロックを打ち込み,油圧ジャッキで垂直方向から直応力を与えつつ,斜方向から剪断力を与えて剪断する。破壊に至るまでの剪断方向変位(水平)および垂直方向変位を測定し,対象岩盤の変形特性,剪断強さ,内部摩擦角を求める。内部摩擦角を求めるためには垂直方向荷重を変え,剪断応力との比を変えて数ヵ所で試験を行う。
執筆者:飯島 弘
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

