最新 地学事典 「ブーゲー異常」の解説
ブーゲーいじょう
ブーゲー異常
Bouguer anomaly
観測重力値に高度補正とブーゲー補正とを加え,それから標準重力値を引いて得られる重力異常。厳密には地形補正をも加えたものがブーゲー異常で,これは純粋に地下構造を反映した重力異常である。しかし地形補正をしていないときも単にブーゲー異常ということが多い。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
Bouguer anomaly
観測重力値に高度補正とブーゲー補正とを加え,それから標準重力値を引いて得られる重力異常。厳密には地形補正をも加えたものがブーゲー異常で,これは純粋に地下構造を反映した重力異常である。しかし地形補正をしていないときも単にブーゲー異常ということが多い。
執筆者:藤井 陽一郎
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出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
→重力異常
…今日,地震波の伝わり方や人工地震の実験から得られる知見によれば,エアリーのモデルが実際の姿に近い。 アイソスタシーが成立すると,山地においてブーゲー異常(重力異常)は負の値をとる。ブーゲー異常⊿gと山の高さHとの間には,およそ⊿g=a-bHの関係がある。…
…この過大(小)量を重力異常という。重力異常のうちブーゲー異常といわれるものは地下構造に関係をもち,地下に過剰質量があればそこでは異常が正,不足なら負という特性をもつ。本州太平洋岸沖には帯状の負の異常があり,これは太平洋プレートの沈みこみに関連した質量不足である。…
…(4)ブーゲー補正 観測点と基準面の間にある物質による引力に対する補正で,物質の密度に関係する補正であり,観測地域での岩石密度を実測するなどにより決定される。これらの補正を施した値をブーゲー異常と呼び,平面図上で同じ異常の点を結んで描かれたものがブーゲー異常図(重力異常図または単に重力図)と呼ばれる。重力異常図を用いて地下構造を推定する場合には,一般に堆積岩は埋没深度とともに密度が大きくなること,堆積岩と比較して火成岩の密度が大きいことなどに着目して,堆積層の厚薄,背斜構造・火成岩貫入の有無などを推定する。…
…どちらも100km以上の深さまで沈み込んだ海洋リソスフェアの一部が溶けてマグマを生じたもので,前者ではそのマグマが分化し,元から存在する岩石と反応してさらにケイ長質になったと考えられる。 島弧の重力ブーゲー異常は一般に正で,特に火山前線よりも海側で最大になることが多い。東北日本では200mGalをこえる。…
※「ブーゲー異常」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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