ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブータ」の意味・わかりやすい解説 ブータBhūta 南インド,ケララ地方の祭祀舞踊。病気や不慮の出来事などが起ると,それらをもたらす目に見えない悪霊をはらうために,演者みずからその悪霊となって神懸りとなり,火の力によって失神状態になるさまを演じる。シュロの葉を細くし,スカート状にしたものを身にまとい,単調なリズムにあわせて回転を繰返しながら神懸りとなる。顔にはカターカリにみられるような隈取 (くまどり) が施される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by