最新 地学事典 「プイジーラ・ダーウィニ」の解説
プイジーラ・ダーウィニ
学◆Puijila darwini
カナダで発見された,中新世前期の絶滅鰭脚(ききやく)類。年代的には最古の鰭脚類ではないものの,形態的に鰭脚類の系統の基幹に位置すると考えられる動物。手足は鰭(ひれ)状になっておらず,尾が長いなど,体つきは鰭脚類より陸生の食肉類に似る。淡水域に暮らしていたと考えられ,鰭脚類の進化史において,陸から海に適応する以前に淡水域に進出したことがわかる。
執筆者:一島 啓人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

