現代外国人名録2016 「プスパ・カマルダハル」の解説
プスパ・カマル ダハル
Pushpa Kamal Dahal
- 職業・肩書
- 政治家 ネパール共産党毛沢東主義派(毛派)書記長 元ネパール首相
- 国籍
- ネパール
- 生年月日
- 1954年12月11日
- 出生地
- カスキ郡
- 旧名・旧姓
- Dahal,Chhabilal
- 別名
- 別名=プラチャンダ〈Prachanda〉
- 経歴
- 大学で農業を専攻。米国際開発庁(USAID)の専門家としてチトワンの農業開発を手がけ、貧困にあえぐ農村部の窮状から共産主義に傾倒。1980年代に地下活動を始め、’96年から共産党毛沢東主義派(毛派/マオイスト)を率いて反政府武装闘争を展開。2005年のギャネンドラ国王の直接統治に抵抗した主要政党と連携、2006年4月の民政復帰後に和平交渉を開始、11月に武装闘争終結を宣言。内戦終結で表舞台に登場してからは、素朴でユーモアのある語り口で人気を集める。2008年4月の制憲議会選挙で毛派を第1党に導き、8月首相に就任。2009年5月、国軍トップを解任したことに対し、連立内部から離脱が相次ぎ、首相を辞任。ゲリラ名のプラチャンダは“荒々しい者”を意味する。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報