プッシュプル増幅(読み)プッシュプルぞうふく(その他表記)push-pull amplification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プッシュプル増幅」の意味・わかりやすい解説

プッシュプル増幅
プッシュプルぞうふく
push-pull amplification

2つの真空管トランジスタ逆位相入力を加え,その出力合成して差電圧を取出すようにした増幅方式。逆位相入力は変成器や位相反転回路によって与えられ,出力の合成は多く変成器によってなされる。真空管により生じる偶数次高調波が打消されるため,ひずみが少く,大きい交流出力電力が得られるなどの特長があり,電力増幅に多く使用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む