ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プッシュプル増幅」の意味・わかりやすい解説 プッシュプル増幅プッシュプルぞうふくpush-pull amplification 2つの真空管やトランジスタに逆位相の入力を加え,その出力を合成して差電圧を取出すようにした増幅方式。逆位相入力は変成器や位相反転回路によって与えられ,出力の合成は多く変成器によってなされる。真空管により生じる偶数次高調波が打消されるため,ひずみが少く,大きい交流出力電力が得られるなどの特長があり,電力増幅に多く使用される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by