入力(読み)ニュウリョク(その他表記)input

翻訳|input

精選版 日本国語大辞典 「入力」の意味・読み・例文・類語

にゅう‐りょくニフ‥【入力】

  1. 〘 名詞 〙 何らかの刺激をえて動き、ある結果を達成する機構の受容する刺激のこと。たとえば、コンピュータが受容するデータなど。インプット。
    1. [初出の実例]「必要ならば他の機械の入力としても使える」(出典:現代の科学(1957)〈祖父江寛〉五)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「入力」の意味・わかりやすい解説

入力
にゅうりょく
input

電気機器、通信機などで電気の入口より入るものを入力、入口を入力端子とよぶ。これに対して出口を出力端子、それより出るものを出力outputという。電気掃除機では電源コードは入力端子、そこより流れ込む交流電流は入力である。テレビジョンでは電源コードは電源入力端子である。アンテナ端子は信号入力端子、アンテナで電気信号に変換された信号は信号入力である。今日、入力・出力はもっと広く用いられる。電話機で、受話器から聞こえてくる声は電話機の音声出力であり、受話器に話しかける声は音声入力である。コンピュータにデータを読ませることを、データを入力するという。最近では、入力、出力はさらに広い意味でも使われる。たとえば、企業の業務を説明するのに、企業の構成部局を箱で表し、関係ある各部局を線で結ぶ図が用いられる。情報、資材指令などはこの線に沿って流れ、構成部局の入力端子に供給される。ここで加工された情報、資材、応答は出力端子より流れ出る。各構成部局の機能は、入力に対する出力の関数関係によって表される。

[山口重雄]

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