日本大百科全書(ニッポニカ) 「プラストマー」の意味・わかりやすい解説 プラストマーぷらすとまーplastomer 常温付近で可塑性plasticityを示す物質、すなわち、外力に対して破壊することなく変形し、外力が除かれたのちも変形が保たれる塑性物質あるいは塑性体である。高分子物質をその物理的性質によって分類する一方式として、外力が除かれるとただちに変形が元に戻るゴム弾性体(エラストマー)に対比して用いる。高分子材料は一般に加熱あるいは外力による可塑性を利用して成形品にする。[福田和吉][参照項目] | エラストマー 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例