プリオリ宮殿(読み)プリオリキュウデン

デジタル大辞泉 「プリオリ宮殿」の意味・読み・例文・類語

プリオリ‐きゅうでん【プリオリ宮殿】

Palazzo dei Priori》イタリア中部、ウンブリア州の都市ペルージアにあるゴシック様式の宮殿。13世紀末に政庁舎として建設が始まり、15世紀半ばまで増改築が繰り返された。中世イタリアにおける公共建築物の代表的な作例として知られる。現在は画家ペルジーノ、ピントゥリッキオ、ピエロ=デラ=フランチェスカをはじめとする、ウンブリア派絵画を所蔵するウンブリア国立美術館になっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android