法則の辞典 「プルキンエ効果」の解説 プルキンエ効果【Purkinje effect】 明るいところでは同じ明るさにみえる赤色と青色を,薄暗いところで観察すると赤色のほうが暗く,青色のほうが明るくみえる現象.プルキンエ現象*,プルキンエ偏倚*とも呼ばれる.これはヒトの眼の視細胞が,明順応(明るいところになれた状態)時と暗順応(暗いところになれた状態)時では感度極大にずれがあるために生じる.最高視感度領域は,明順応時には赤・黄領域にあるが,暗順応すると緑・青のほうへと移動する. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報