プルトニウムの発電利用

共同通信ニュース用語解説 「プルトニウムの発電利用」の解説

プルトニウムの発電利用

プルトニウム自然界にほとんど存在せず、原子炉内で核燃料ウラン中性子を吸収してできる。核分裂する際に熱を発生するため、発電にも利用できる。日本は、原発の使用済み燃料を再処理(化学処理)して取り出し、ウランと混ぜた混合酸化物(MOX)燃料として再利用する核燃料サイクル政策を掲げている。プルトニウムは核兵器材料にもなるため、国の原子力委員会は2018年当時の保有量(約47・3トン)を超えないようにするとの指針を決めた。

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