自然界(読み)シゼンカイ

デジタル大辞泉 「自然界」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐かい【自然界】

人間を含む天地万物の存在する範囲
人間界以外の、天体動植物など人間をとりまく自然の世界
人間と生物を除く、物理的な世界。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自然界」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐かい【自然界】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間をも含んだ、天地万物が存在する範囲。また哲学で、認識の対象となるすべての外界
    1. [初出の実例]「自然界(シゼンカイ)は原因結果の理法以外には働かないものと僕は信じて居ますから」(出典運命論者(1903)〈国木田独歩〉二)
  3. 天体、山川草木動物など、人間社会をとりまく自然の世界。
    1. [初出の実例]「自然界中の、何界に属するものぞ」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉七)
  4. 人間界、生物界と区別された物理的世界。

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