山川 世界史小辞典 改訂新版 「プロイセン史学」の解説
プロイセン史学(プロイセンしがく)
Preußische Schule
19世紀ドイツにおいて,歴史研究を通じてプロイセンの力によるドイツ統一を学問的に援護した学派をさす。ドロイゼン,ジーベル,トライチュケを最大の代表者とする。いずれも最初は自由主義者として出発したが,ビスマルクの成功ののちその心酔者となり,特にトライチュケは熱烈な国権主義者となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報