プーシキン国立美術館(読み)プーシキンこくりつびじゅつかん(その他表記)Gosudarstvenny Muzey Izobrazitelnykh Iskusstv Imini A. S. Pushkina, Moskva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プーシキン国立美術館」の意味・わかりやすい解説

プーシキン国立美術館
プーシキンこくりつびじゅつかん
Gosudarstvenny Muzey Izobrazitelnykh Iskusstv Imini A. S. Pushkina, Moskva

ロシアの国立美術館。モスクワ大学付属アレクサンドル3世美術館として,1912年モスクワに設立,37年から現名称。新古典主義様式の建物は 19世紀初頭のもの。古代エジプト,ギリシア,それに黒海沿岸出土のスキタイ美術など,考古学的なコレクションもあるが,中心はルネサンス以後の西ヨーロッパ絵画。ボティチェリルーベンス,レンブラントらのほか,特にプーサン,C.ロランから 20世紀初頭にいたるフランス絵画のコレクションで知られる。印象派以後第1次世界大戦にいたるフランスの主要な作家はほとんど網羅されているが,これらの基礎となったのが,48年にエルミタージュ美術館などから移管されたシチューキンモロゾフの2つの個人コレクションである。

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