プーチン氏の長期支配

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プーチン氏の長期支配

ロシア憲法はもともと大統領の連続3選を禁止。2000年の大統領選で初当選したプーチン氏は規定に従って08年の選挙で3選を断念し、首相に転じた。代わりに、自身に近い第1副首相のメドベージェフ氏を大統領当選に導いた。だが実権はプーチン氏が握り続け、任期を4年から6年に延ばした上で12年の選挙に出馬して大統領に復帰。18年3月に通算4選を果たし、20年近い長期支配を続けている。またプーチン氏が主導した20年の憲法改正で、24年大統領選への自身の立候補が可能となり、理論上は36年まで大統領職を続けられることになった。

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