ヘテロ石(読み)ヘテロせき

最新 地学事典 「ヘテロ石」の解説

ヘテロせき
ヘテロ石

heterosite

化学組成(Fe3+, Mn3+)PO4,purpurite(Mn3+PO4)と固溶体系列をつくる鉱物。直方晶系,空間群Pmnb, 格子定数a0.5824nm, b0.9823, c0.4786, 単位格子中4分子含む。ばら色~赤紫色,半透明~不透明,条痕紫。塊状。劈開{100}良好,{010}不完全,脆弱,断口不規則。硬度4~4.5, 比重3.409。屈折率α1.86, β1.89, γ1.91, 二軸性,2V大。原産地はフランス,Haute-VienneのLimoges。花崗岩ペグマタイトのトリフィル石とリチオフィル石の酸化によって形成された二次鉱物。名称はその産地で見いだされた2番目のマンガン鉱物であり,ギリシア語のheteros(もう一つ)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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