ヘルデル石(読み)ヘルデルせき

最新 地学事典 「ヘルデル石」の解説

ヘルデルせき
ヘルデル石

herderite

化学組成CaBe(PO4)(F, OH)の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a0.9789 nm, b0.7661, c0.4804, β90.02°, 単位格子中4分子含む。柱状~板状結晶,また繊維状結晶の皮殻状集合。無~淡黄~緑白色,透明~半透明,ガラス光沢。劈開{110}にやや発達。硬度5~5.5, 比重3.01。薄片では無色,屈折率α1.580~1.589, β1.600~1.610, γ1.610~1.619, 2V(-)67°~70°, 光分散r>v。構造的にはガドリン石に近縁。OH>Fのものは水酸ヘルデル石(hydrox-ylherderite)と呼ばれ,固溶体を形成。花崗岩ペグマタイト中に産する。日本では水酸ヘルデル石が茨城県新治郡千代田町雪入で産出。名称はドイツの鉱山官S.A.W.v. Herder(1776~1838)にちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む