20世紀西洋人名事典 「ヘルマンエンデ」の解説
ヘルマン エンデ
Hermann Ende
1829.3.4 - 1907.8.10
ドイツの建築家。
ランズベルク・アン・デア・ヴァルテ生まれ。
ベルリンの建築アカデミーで学んだ後、イタリア、ギリシアに遊学し、1859年ベックマンと事務所を設立。ドイツ・ネオ・ルネサンス様式の推進者であり、’86年東京の官庁街計画を依頼され、国会議事堂、裁判所などネオ・バロックの都市計画案を立案したが、実現されなかった。しかし、彼の事務所を通じてドイツ留学した日本人技術者によって、仮議事堂、東京裁判所などが竣工された。1895〜1904年までベルリン美術アカデミー会長をつとめた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報