日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヘルマンド湖」の意味・わかりやすい解説 ヘルマンド湖へるまんどこHelmand アフガニスタン南西端、イランとの国境にある湖。ヘルマンド川、ファラー川などが流入する。春から秋にかけては上流山地の雪解け水により増水し面積が拡大するが、冬にはかなり干上がる。最大時には北のジレー湖とつながり、長さ160キロメートル、幅40キロメートルになる。水は塩分を含むが飲料に堪え、湖中の魚やカモは食料となる。湖岸には3メートル以上のアシが茂る。[勝藤 猛] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例