へろへろ矢(読み)ヘロヘロヤ

デジタル大辞泉 「へろへろ矢」の意味・読み・例文・類語

へろへろ‐や【へろへろ矢】

勢いのない矢。
清盛などが―は物の数にてや候ふべき」〈保元・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「へろへろ矢」の意味・読み・例文・類語

へろへろ‐や【へろへろ矢】

  1. 〘 名詞 〙 よわよわしく力のない矢。勢いのない矢。多く、相手の矢をあざけったり罵ったりする場合に用いる。
    1. [初出の実例]「まして清盛などがへろへろ矢、何程の事か候べき」(出典:保元物語(1220頃か)上)

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