ヘンダーソナイト

最新 地学事典 「ヘンダーソナイト」の解説

ヘンダーソナイト

hendersonite

化学組成Ca3(V5+, V4+)12O32・12H2Oの鉱物。直方晶系,空間群未決定,格子定数a1.240nm, b1.892, c1.077, 単位格子中3分子含む。板状,微細な繊維状ないし刃状結晶の集合。暗緑黒色,光にさらされると褐色化,真珠~亜金剛光沢,条痕暗褐緑色。劈開未決定。硬度~2.5, 比重2.77~2.79。薄片では黄緑~緑~黄褐色,屈折率α<2.00,β>2.01,γ>2.01, 2V(-)中。ヒューエッタイトと構造的に密接な関係。いわゆるバナジウムブロンズの一種。主にバナジウム・ウラン鉱床の酸化帯の砂岩中に薄層・細脈をなしてパラモンローズ石(paramontroseite),コルブーサイト(corvusite)などに伴う。名称は米国の隕石研究者E.P.Hendersonにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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