普及版 字通 「ベイ・かのこ」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] かのこ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は弭(び)。〔説文〕十上に「鹿の子なり」とあり、またひろく獣の子をいう。〔礼記、曲礼下〕に「士は卵(べいらん)を取らず」と、その捕獲を禁じている。
[訓義]
1. 鹿の子。
2. 獣の子。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カノシシ・サヲシカ 〔字鏡集〕 カコ・カノコ
[語系]
myeは兒(児)njie、麑・鯢ngyeと声近く、これらはすべて小さな子をいう一系の語である。
[熟語]
犢▶・卵▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報