普及版 字通 「ベキ・おおう・たれぎぬ」の読み・字形・画数・意味
16画
[字訓] おおう・たれぎぬ
[字形] 形声
声符は冖(べき)。〔儀礼、既夕礼〕「に布を用ふ」の〔注〕に「ふなり」とあり、棺を覆う布をいう。雲が深くたれこめることを「雲、たり」といい、すべて深く覆うことをいう。
[訓義]
1. おおう、おおうきれ、たれぎぬ。
2. 幎(べき)と通じ、幎冒。
[古辞書の訓]
〔立〕 マク
[語系]
・幎・・myekは同声。みな上から物を覆うのに用いる。
[熟語]
室▶・首▶・▶・歴▶
[下接語]
蓋・挙・巾・執・尊・徹・羅
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報