ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「べき法則」の意味・わかりやすい解説 べき法則べきほうそくpower law S.S.スティーブンズが心理学において用いた法則。彼はフェヒナーの法則を批判し,分割法やマグニチュード推定法などの比率尺度構成法を用いて感覚量Sと刺激量Sとの間に指数関数 R=KSn (Kは定数) の対応関係があることを示し,刺激量のべき (冪) の概念を用いたところから,これを精神物理学的べき法則と名づけた。nは光の明るさについては 0.33になるなど各感覚について一定の値を示すので特性指数という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by