ベサ(読み)べさ

日本歴史地名大系 「ベサ」の解説

ベサ
べさ

アイヌ語に由来する地名。当地一帯は近代に入って蘭越らんこし村に包含された。仮名表記は「べさ」(東蝦夷地場所大概書)、「ベサ」(「丁巳日誌」志古津日誌)以外に異表記をみない。志古津日誌によると千歳川の「左り岸少しの平地」で、小川の傍に人家四軒(一六人)があり、「此処も何れの家にも少しづゝ畑を作りたり」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 蘭越

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む