ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベチバ油」の意味・わかりやすい解説 ベチバ油ベチバゆvetiver oil イネ科の多年草ベチベル Vetiveria zizanioidesの根茎から蒸留により得られる粘稠な精油。火山灰地が本草の栽培に適するが,主としてインド,ブルボン島,ジャワ島,レユニオン島で栽培,採油されている。香水など高級香料の調合に不可欠であり,フランス香水の豪華な香りをつくる要素でパチュリー油と併用して東洋調の残り香を与える高価な精油である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by