共同通信ニュース用語解説 「ベネッセ情報流出事件」の解説
ベネッセ情報流出事件
ベネッセコーポレーションの通信教育や学習教室の顧客情報に基づくダイレクトメールが、IT業者などから顧客に送られたことで2014年に発覚。ベネッセホールディングスは約2895万件の顧客情報が流出したと推計した。業務委託先で働いていた元システムエンジニアが不正競争防止法違反の罪に問われ、16年の一審東京地裁立川支部は懲役3年6月、罰金300万円の判決を言い渡した。17年の東京高裁判決は懲役2年6月、罰金300万円とした。個人情報流出の被害者がベネッセ側に損害賠償を求めた訴訟は東京地裁などで複数起こされている。
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