ベマ・ウンバルマ伝(読み)ベマ・ウンバルマでん(その他表記)Padma 'od 'bar ma'i rnam thar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベマ・ウンバルマ伝」の意味・わかりやすい解説

ベマ・ウンバルマ伝
ベマ・ウンバルマでん
Padma 'od 'bar ma'i rnam thar

チベット仏教説話。作者,成立年代未詳。物語の舞台,内容からみて,インドの説話翻案であると思われる。作品は短い散文体の説明文を除き,韻文による対話形式で構成されている。口頭でも広く知られ,巡回物語師ラマ・マニおよび劇団アチェ・ハモ演目の一つ。行方不明の父を捜し求める少年ベマ・ウンバルマは,外道の王に捕えられ,父と同様,宝捜しを口実海中へ追放されるが,母の教えてくれた真言に守られ無事海中の宝玉を手に入れる。さらに金の小太鼓捜しを口実に魔女の国へ追放されるが,再び真言の助けで難題克服,帰還して,ついに外道の王を仏教に改宗させるという筋。

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