ベーカー石(読み)ベーカーせき

最新 地学事典 「ベーカー石」の解説

ベーカーせき
ベーカー石

bakerite

IMAリストでは削除されているが,以下のような独立種の鉱物であるという意見がある。Ca4B5Si3O15OH5 単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.485nm, b0.7627, c0.4659, β90.26°, 単位格子中1分子含む。微細な柱状結晶,ふつう脈状,塊状集合。無~白色,透明,ガラス光沢。劈開未決定。硬度4.5, 比重2.88。薄片では無色,屈折率α1.624, β1.635, γ1.654, 2V(-)85°。ダトー石に類似の鉱物だが,化学組成ほかが明確に異なる。米国カリフォルニア州Sterling Borax鉱山のホウ素鉱床中や,変質した火山岩中の脈中,スカルン中などに産する。日本では岡山県川上郡備中町布賀のスカルン中に方解石・魚眼石と共生。名称は発見者R.C.Bakerにちなむ。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 吉井

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む