ベーハム(その他表記)Beham, Hans Sebald

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベーハム」の意味・わかりやすい解説

ベーハム
Beham, Hans Sebald

[生]1500. ニュルンベルク
[没]1550. フランクフルトアムマイン
ドイツの画家。 A.デューラー後期の作品の影響を受けた版画挿絵を多く残した。ミュンヘン宮廷画家となった弟のバルテル (1502~40) ,ゲオルク・ペンツ (1500頃~50) とともにデューラーの画房にいたといわれる。無神論的言動のため一時ニュルンベルクから追放され,のちフランクフルトアムマインに移った。神話聖書寓話に取材したものが多く,壁に飾るための大作もある。作品は『ダビド物語』 (34,ルーブル美術館) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む