ペグマタイト鉱物(読み)ペグマタイトこうぶつ

最新 地学事典 「ペグマタイト鉱物」の解説

ペグマタイトこうぶつ
ペグマタイト鉱物

pegmatite minerals

揮発性成分に富んだマグマ残液が,粗粒の結晶からなる脈あるいは塊状になっておもに深成岩中に発達したものがペグマタイトで,それを構成する鉱物をいう。しかし,花崗岩中に存在することが圧倒的に多いので,特別に断らないかぎり,普通は花崗岩質ペグマタイトを構成する鉱物のことである。石英・長石類・雲母類が特に粗粒の結晶となっているため,セラミックス原料鉱床として価値がある。また軽元素(Li, Be, B, Fなど),希土類元素(Se, Y, La, Ce, Nd, Sm, Gdなど)をはじめその他のレアメタル(Zr, Nb, Cs, Hf, Ta, Th, Uなど)が濃集していることが多く,重要な稼行対象となる。主な鉱物としては,石英・アルバイト・正長石・微斜長石・黒雲母・白雲母・リチア雲母・リチア輝石・ペタル石・緑柱石・リチア電気石・鉄電気石・蛍石・トパーズ・フッ素りん灰石・ゼノタイム・モナズ石・ジルコン・鉄コルンブ石・マンガンタンタル石・褐れん石・フェルグソン石・閃ウラン鉱などがある。リチア輝石・緑柱石・リチア電気石・トパーズなどの一部宝石として採掘されることもある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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