デジタル大辞泉プラス 「ペッチン瓜」の解説 ペッチン瓜 兵庫県明石市で生産されるウリ。大きさは400~800gと大きめで、果皮は濃緑色で浅い筋が入る。明治期から栽培されている。名称の由来は、表皮が艶やかで別珍(ビロード)の光沢を思わせることからとも、熟した果実に爪を立てたときの「ぺっちん」という音で収穫期を判断したことからとも言われる。「別珍瓜(べっちんうり)」ともいう。メロンに似た風味で、元は生食用であったが、現在はもっぱら漬け物に用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報