日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペプシンリモナーデ」の意味・わかりやすい解説 ペプシンリモナーデぺぷしんりもなーでpepsinlemonade 塩酸リモナーデに含糖ペプシンを配合した製剤。日本薬局方収載品。健胃消化剤として食欲不振、消化促進、胃酸欠乏症などに内用で適用される。処方は、含糖ペプシン10グラム、希塩酸5ミリリットル、単シロップ100ミリリットル、精製水適量を加えて全量1000ミリリットルとする。甘味と清涼な酸味を有する液状の製剤である。酸性であるため、アルカリ性物質との配合は変化をおこすところから不適である。以前は繁用されたが、最近では使用量が少なくなった。[幸保文治][参照項目] | 消化薬 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例