精選版 日本国語大辞典 「酸味」の意味・読み・例文・類語 さん‐み【酸味】 〘 名詞 〙 すっぱい味。すい味。すみ。[初出の実例]「植酸〈略〉凡酸味之果草、其酸不レ得二一様一」(出典:植学啓原(1833)三)「柑桂酒の酸味に竪笛の音色を思ひ浮かべ」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉古酒・序)[その他の文献]〔管子‐幼官〕 す‐み【酸味・酢味】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接尾語。「あじ」を意味する「み(味)」の意識も加わる ) すっぱいあじ。さんみ。すあじ。すっぱみ。[初出の実例]「大聖牟尼尊の鬼子母神に生飯をあたへ、柘榴の酸(スミ)を人の肉にしかへさせ給ふより本づけり」(出典:談義本・艷道通鑑(1715)一) すっぱ‐み【酸味】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接尾語。「あじ」を意味する「み(味)」の意識も加わる ) 味がすっぱいこと。また、その度合。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例