病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「健胃消化剤」の解説
健胃消化剤
胃のはたらきを活発にして食欲を増進させたり、胃の不快症状をやわらげる薬が健胃剤です。
消化酵素を補助的に配合することが多いので、健胃消化剤と呼ばれます。健胃消化剤には、次のような種類の薬が配合されています。
■苦味剤 苦味の強い
■芳香生薬 臭いの強い、生薬の精油を含んだ薬で、
■酸剤 塩酸、クエン酸といった酸性度の高い薬を薄めたもので、胃の粘膜を刺激して胃液の分泌を促し、胃の運動を活発にするほか、胃の中で食物が異常に発酵するのを防ぐ作用もあり、食欲を増進させます。
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■消化剤 食物の消化をよくして、その結果、食欲を高める薬です。消化剤には、ジアスターゼ、パンクレアチン、ペプシンといった消化力の優れた消化酵素を直接補給するものと、膵液などの消化液の分泌を促して、消化器全体のはたらきを活発にするものとがあります。
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