ペースト樹脂(読み)ぺーすとじゅし(その他表記)paste resin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペースト樹脂」の意味・わかりやすい解説

ペースト樹脂
ぺーすとじゅし
paste resin

ペースト加工用につくられた数マイクロメートル以下の粒子径の微細な樹脂で、可塑剤を加えてペースト状にしたものをプラスチックゾルといい、これに希釈剤を加えたものがオルガノゾルorganosolである。これらをいろいろな方法成形する。樹脂としてはポリ塩化ビニルが多い。成形法として注型、ディップ成形、スラッシュ成形、回転成形、展延塗装、発泡加工などがある。

垣内 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「ペースト樹脂」の解説

ペースト樹脂
ペーストジュシ
paste resin

微粉状の樹脂を可塑剤,希釈剤に懸濁させたもの.加熱により塗膜を形成する.紙,布,金属はくへの吹付塗装,浸漬塗装に用いられる.一般に,塩化ビニル樹脂が用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む