ホウケイ酸塩(読み)ホウケイサンエン

化学辞典 第2版 「ホウケイ酸塩」の解説

ホウケイ酸塩
ホウケイサンエン
borosilicate

ホウ素オキソ酸とケイ素のオキソ酸とが縮合してできた酸の塩.おもに工業製品関連で用いられる.多くの鉱物があり,人工的にもホウケイ酸ガラスとして量産されている.鉱物の例としてシアーレス石(searlesite)Na[B(SiO3)2]・H2O,ダンベリー石(danburite)Ca[B2Si2O8]は,それぞれ,曹長石灰長石のAlをBに置き換えた構造をもつ.このほかにもダトー石(datolite)Ca2[B2Si2O8(OH)2],おの石(axinite)Ca2(Fe,Mn)Al2BO3Si4O12(OH)など多数ある.人工的には,ホウ砂またはホウ酸,けい砂,および金属炭酸塩または酸化物を計算量混合溶融してつくる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む