ホウライショウ(読み)ホウライショウ(その他表記)Monstera deliciosa; ceriman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホウライショウ」の意味・わかりやすい解説

ホウライショウ(蓬莱蕉)
ホウライショウ
Monstera deliciosa; ceriman

サトイモ科多年生つる植物。熱帯メキシコ原産。幹に長い縄状の気根を出すため電信草ともいう。葉は大型で長さ 60~80cm,幅 30~60cm,心状卵形で長い柄があり,大きく羽裂する。葉身には大小楕円形の孔があく。花は葉に比べて小さく,淡黄色の仏炎包がある。葉や全体の形が奇異なため観葉植物として温室でよく栽培され,茎の一節を挿芽してふやす。園芸界では普通モンステラと呼んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む