百科事典マイペディア 「仏炎包」の意味・わかりやすい解説 仏炎包【ぶつえんほう】 肉穂花序を包む大きな包葉。ミズバショウ,マムシグサ,モンステラなどサトイモ科のものに多い。仏像の光背の炎形に似るためこの名がある。→関連項目スパティフィルム 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「仏炎包」の意味・わかりやすい解説 仏炎包ぶつえんほう 肉穂花序を包む大形の包(包葉)。本来、包は1個の花に対するものであるため、1個の花序に対する仏炎包は総包に相当する。仏炎包はサトイモ科にみられ、ミズバショウでは白く、カラジウム(ニシキイモ)では紅色などを呈して美しい。[田村道夫] ミズバショウ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例