普及版 字通 の解説

19画
[字訓] たかどの・おおきい
[説文解字]

[字形] 会意
广(げん)+
(竜)。竜は古代の呪儀に用いられたものらしく、金文に
・
(きよう)(ともに恭の初文)など、
形のものを捧げる形の字がある。〔説文〕九下に「高屋なり」とし、
(りゆう)声であるとするが、
字条七下に「
居なり」とする字と同じく、会意とすべきである。みな竜の呪儀を行うところで、
大・尊
の意となるのであろう。[訓義]
1. たかどの。
2. 大きい、たかい、あつい。
3. 尨・厖(ぼう)と通じ、みだれる。
4.

(ろうろう)は四牡の充実するさま。その本字は
に作る字である。[古辞書の訓]
〔字鏡集〕
ハマクリ・タカキヤ[語系]
beongは尨・厖・
meongと声義に通ずるところがあり、尨系統の字は雑色不純、尨雑の意をもつ。〔旧
書、李
伝〕に「邑居
雜」の語があり、尨雑の意である。[熟語]
鴻▶・
錯▶・
雑▶・
然▶・
誕▶・
眉▶・
▶・
乱▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

