ほぎほぎ

精選版 日本国語大辞典 「ほぎほぎ」の意味・読み・例文・類語

ほぎ‐ほぎ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. めでたくはなやかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「よいといはれぬやくしゃは、江戸・大坂の舞台も、一あたりはほぎほぎとするやうでも」(出典:浮世草子・猿源氏色芝居(1718)三)
  3. 陽気に酔いのまわるさまを表わす語。ほきほき。
    1. [初出の実例]「はやもて出るおさかづき〈略〉ほしてはさし、さはりてはおさへ、たがひにかほもほぎほぎと成けり」(出典:浮世草子・好色美人角力(1696頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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