ホショーツァイダム遺跡(読み)ホショーツァイダムイセキ

デジタル大辞泉 「ホショーツァイダム遺跡」の意味・読み・例文・類語

ホショーツァイダム‐いせき〔‐ヰセキ〕【ホショーツァイダム遺跡】

Khöshöö tsaidamХөшөө цайдам》モンゴル北部にある遺跡ハラホリンカラコルム)の北西約35キロメートル、オルホン川東岸に位置する。東突厥とっけつ(突厥第二帝国)のビルゲ=ハガン(毘伽可汗)、および弟キョル=テギン(闕特勤)を称える突厥文字と漢字で刻まれた8世紀建立の石碑(複製)がある。突厥文字解読の手掛かりとなったオルホン碑文として知られ、2004年に「オルホン渓谷の文化的景観」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android