ホスホノリピド

化学辞典 第2版 「ホスホノリピド」の解説

ホスホノリピド
ホスホノリピド
phosphonolipid

無脊椎動物に見いだされるC-P結合を有するリン脂質総称スフィンゴ脂質とグリセロ脂質の双方が知られている.前者原生腔腸,軟体動物の皮膚や神経組織に分布しており,含量も高い.C-P結合はリン脂質に変換される際のリン酸側にみられる.後者原生動物および二,三の微生物にその存在が認められている.それらは,上皮膜に高濃度に含まれることから,C-P結合の酵素的不活性が外敵からの自己防御の機能を表面膜に与えていると考えられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む