現代外国人名録2016 の解説
ホセ・ルイス ロドリゲス・サパテロ
José Luis Rodríguez Zapatero
- 職業・肩書
- 政治家 元スペイン首相,元スペイン社会労働党(PSOE)書記長
- 国籍
- スペイン
- 生年月日
- 1960年8月4日
- 出生地
- バリャドリード
- 学歴
- レオン大学法学部卒
- 経歴
- 父方の祖父はスペイン内戦で共和国側に立ち、フランコ政権により銃殺される。政治への情熱から1978年18歳で社会労働党(PSOE)に入党。大学卒業後、一時は憲法学者を志すが、’86年下院議員に最年少で当選。’97年PSOE執行部入り、2000年7月党書記長に就任。2004年3月アスナール政権(国民党)のイラク戦争支持がマドリードで起きた列車同時爆破テロを招いたとの批判が広がり、テロ直後の総選挙でPSOEが第一党となる。スペインに左派政権が発足するのはゴンザレス政権以来8年ぶりで、4月首相に就任するとすぐにイラク戦争に派遣していた軍の撤退を指示。2008年4月首相に再任。同性婚の法制化やカタルーニャ地方の自治権拡大などを実現させた。2011年9月上下両院を解散。11月の総選挙では党の重鎮ルバルカバ元内相を首相候補に据えたが、野党・国民党に敗れた。2012年PSOE書記長を退任。あだ名は“バンビ”。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報