ホダセービチ(読み)ほだせーびち(その他表記)Владислав Фелицианович Ходасевич/Vladislav Felitsianovich Hodasevich

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホダセービチ」の意味・わかりやすい解説

ホダセービチ
ほだせーびち
Владислав Фелицианович Ходасевич/Vladislav Felitsianovich Hodasevich
(1886―1939)

ロシア象徴派の流れをくむ詩人批評家。ロシア古典詩(とくにプーシキン)の熱烈な擁護者で、詩集『しあわせな家』(1914)、『重い竪琴(たてごと)』(1922)がある。革命を受け入れず1922年に亡命パリで亡命ロシア詩人グループの中心人物として批評分野活躍。当時パリ亡命中の女流詩人ツベターエワを酷評した。

[工藤正広]

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