ホネマクムシ類(読み)ほねまくむしるい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホネマクムシ類」の意味・わかりやすい解説

ホネマクムシ類
ほねまくむしるい

肉質鞭毛虫(べんもうちゅう)門鞭毛虫亜門動物性鞭毛虫綱トリコモナス目Trichomonadidaに属する一群の動物。波動膜という膜様構造物と、軸桿(じくかん)あるいは軸索という骨格様構造物を有し、これらが本類の名前のもとになった。人畜にとって重要な疾病をおこす種が知られている。おもな属にトリコモナス属Trichomonas、トリトリコモナス属Tritrichomonas、テトラトリコモナス属Tetratrichomonas、ペンタトリコモナス属Pentatrichomonasなどがある。

小山 力]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む