ホレムヘブ(その他表記)Horemheb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホレムヘブ」の意味・わかりやすい解説

ホレムヘブ
Horemheb

古代エジプト第 18王朝最後の王 (在位前 1348頃~20頃) 。軍人出身でイクナートン王以後,太陽神アトン信仰に関係のある4王に将軍として仕え,王位についた老臣アイが在位4年で没したあと,アモン神官団の支持を得て王位についた。イクナートンによる宗教改革残影を徹底的に払拭するため,4王に関係ある建造物から王たちの名前を削り取った。国境防備領土保全に努め,カルナックのアモン神殿に第9,10塔門を増築している。王の墓は「王陵の谷」の第 57号墳で壁面は美しい彩色浮彫で飾られている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む