ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーエンローエ家」の意味・わかりやすい解説 ホーエンローエ家ホーエンローエけHohenlohe フランケンのホーエンローエ地方に源を発するドイツの君侯家。 12世紀に初めて出現し,フランケン地方に勢力を拡大した。その後,ホーエンローエ家とホーエンローエ=ブラウネク家とに分れ,前者はさらに分裂したが,後者は 14世紀末に絶えた。分家の一つホーエンローエ=ワイケルスハイム家から創設されたホーエンローエ=ノイエンシュタイン (新教) とホーエンローエ=ワルデンブルク (旧教) の2家が有力となった。ノイエンシュタイン家は 18世紀に帝国諸侯に列せられたが,ワルデンブルク家はこれに 20年先んじて 1744年帝国諸侯の地位を得ている。 19世紀末のドイツ帝国宰相ホーエンローエ=シリングスフュルストはこの家系の出身である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by