ホーエンローエ家(読み)ホーエンローエけ(その他表記)Hohenlohe

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーエンローエ家」の意味・わかりやすい解説

ホーエンローエ家
ホーエンローエけ
Hohenlohe

フランケンホーエンローエ地方に源を発するドイツの君侯家。 12世紀に初めて出現し,フランケン地方に勢力を拡大した。その後,ホーエンローエ家とホーエンローエ=ブラウネク家とに分れ,前者はさらに分裂したが,後者は 14世紀末に絶えた。分家の一つホーエンローエ=ワイケルスハイム家から創設されたホーエンローエ=ノイエンシュタイン (新教) とホーエンローエ=ワルデンブルク (旧教) の2家が有力となった。ノイエンシュタイン家は 18世紀に帝国諸侯に列せられたが,ワルデンブルク家はこれに 20年先んじて 1744年帝国諸侯の地位を得ている。 19世紀末のドイツ帝国宰相ホーエンローエ=シリングスフュルストはこの家系の出身である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む