旧教(読み)キュウキョウ

デジタル大辞泉 「旧教」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐きょう〔キウケウ〕【旧教】

ローマ‐カトリック教会日本における通称。「旧教徒」→新教

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精選版 日本国語大辞典 「旧教」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐きょうキウケウ【旧教】

  1. 〘 名詞 〙 ルターカルバン、ツウィングリらの宗教改革によって起こされた新教(プロテスタント)に対立する古くからのキリスト教カトリック。カトリック教。
    1. [初出の実例]「概して云へば旧教は濃厚にして愚痴に近く」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「旧教」の意味・わかりやすい解説

旧教
きゅうきょう

カトリック教の日本での俗称。明治維新後,キリスト教が再渡来したとき,初めて渡来したプロテスタントが新教と称されたのに対して,江戸幕府の禁令下にあったカトリックは旧教と称された。

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百科事典マイペディア 「旧教」の意味・わかりやすい解説

旧教【きゅうきょう】

ローマ・カトリック教会

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「旧教」の解説

旧教(きゅうきょう)

カトリック

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旺文社世界史事典 三訂版 「旧教」の解説

旧教
きゅうきょう

カトリック教会

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